前回からの準備として
靴をトレッキング用に変えた。
両手のトレッキングポールを用意した。
実際の登り
リフト後までは、かなり息が切れた。
呼吸をここで整えるとかなり楽になった。
日頃、心肺機能をあまり使っていないのか、背部・肋骨周辺のこわばりを感じていた。
馬の背でまた一息ついた。
全身のぜい肉を感じる。
汗がすごく、次はウェアを整えようと思った。
山頂まで到着まで、前回よりかなり楽に登れた。
杖の安心感が大きかったと思う。
杖と上半身で加速していく感じで使えるようになりたい。
降り
やはり、降り始めた時点で右膝の痛みを感じた。
右膝外側関節付近で初回の時にもあったものだ。
前回の作戦と同じく、右足の腿上げを意識して降りていく。
前回から、腿上げができるように調整してきたが、痛みが出てきた。
関節の問題なのか、筋肉なのか、骨なのかと考えるが
一旦、4,5キロ帰らないといけないので、動かし方で対応していくことにした。
腿上げから、次の対応として大げさに足を動かしていく。
右足の着地時に膝が痛むが、たまに痛くないこともある。
足場の悪さもあるが、痛みでどこかが縮こまっているのだろうと思う。
少しして、全身を左右に振りながら歩くと痛くないことがわかる。
右足で降りる時に、骨盤が右・下側に傾く動きが出ていないと感じた。
大げさに左右に体を振るぐらいで丁度良く動きがでるようだ。
そのまま続け気付くと、なんば歩きになっていた。
手と足の同じ側を前に出す歩き方だ。
骨盤も良く動き、杖をつきながら斜面を降るには楽だった。
なだらかな所は普通に手足をクロスして、斜面はなんば歩きで使い分けてみた。
日頃、左足を上に乗せる足の組み方をよくしている。
右足で左足を右方向に引き込む形になっていたのだろう。
左の骨盤が下がった状態で固まっていたのだと、振り返った。
終盤は大げさに動かさなくても、徐々に骨盤の動きが出せるようになった。
腰部、股関節外側の筋肉がこわばりなが動いているのを感じた。
全体を通して、前回ほどは辛くはなかった。
一度右足を挫きかけたが、今の所痛みは出ていない。
骨盤の右側の下制が今回のミソだったと考える。
次回までに整えていきたい。
歩行と下肢の痛みについて、実際に感じ考える機会になったと思う。
もう少し、登山を続けていきたい。