春の足音が聞こえてきた頃ですが、いかがお過ごしですか?どうも、院長でございます。今日は休み明けのせいか?朝から電話が鳴り止まず、ぼった繰られるように治療に励んでいました。ブログ執筆もなかなか手をつけられず、今日は何の日かな?何て思ってみたラ、青函トンネル開通の日だったんですよ。ちょっと説明させて下さいませ。北海道と本州を結ぶ青函トンネルが開通したのは、いまから30年前のきょう、1988(昭和63)年3月13日のことでした。 津軽海峡の海底に鉄道トンネルをつくる構想は戦前からあり、終戦直後の1946年には地質調査を開始、1964年に着工され、じつに42年の歳月をかけて完成にいたりました。総延長53.85キロは、2016(平成28)年開通のスイスのゴッタルドベーストンネルに抜かれるまで世界最長でした。海底トンネルとしては現在も世界一です。北海道と本州がレールで結ばれ、地続きとなりました。 それまで青森~函館間を結んできた青函連絡船は、青函トンネルが開通したこの日かぎりで、1908(明治41)年以来80年にわたった運航を終えました。青森行き・函館行きの各最終便である羊蹄丸と八甲田丸は、午後6時57分、津軽海峡のほぼ中央部ですれ違い、互いに何度も汽笛を鳴らしながら、乗客たちも相手が見えなくなるで手を振り続けた。との事です。 その後、2016年3月26日には北海道新幹線の新青森~新函館北斗間が開業、青函トンネルは新幹線と在来線が共用するようになりました。