お世話になっております。加藤です。

世間は、ゴールデンウイーク真っ盛りでしょうか。

今年は飛び石の連休ですので遠出よりは近場で過ごしている方が多いのかもしれませんね。

 

さて、今回は少し真面目な話を。

当院では各方面と連携を取りながら、交通事故治療にも力を入れています。

詳しくはこちら

 

ゴールデンウイーク中は、交通事故トラブルも増えますのでその辺の話をしましょう。

そもそも、最近は交通事故件数自体がかなり減ってきています。

 

以下、警察庁のサイトからの引用です。

12.交通事故発生状況の推移(平成30~令和4年)

平成30年 令和元年 令和2年 令和3年 令和4年
発生件数(件) 430,601 381,237 309,178 305,196 300,839
死亡事故件数(件) 3,449 3,133 2,784 2,583 2,550
死者数(人) 3,532 3,215 2,839 2,636 2,610
負傷者数(人) 525,846 461,775 369,476 362,131 356,601
重傷者数(人) 34,558 32,025 27,775 27,204 26,027
軽傷者数(人) 491,288 429,750 341,701 334,927 330,574
厚生統計の死者数(人)
(1年以内)
4,488 4,181 3,626 3,434

交通事故発生状況の推移(平成30~令和4年)

https://www.npa.go.jp/hanzaihigai/whitepaper/2023/zenbun/siryo/siryo-12.html

 

30年から令和4年まで約13万件減少しているようですね。

コロナ自粛期間が減少の要因でもあるように感じられますが、

その他にも、運転支援機能(自動ブレーキ)やドライブレコーダーの普及もあるのでしょう。

 

2023年の調査を見つけました。以下に引用します。

ソニー損保は、2023年6月に自家用車を所有し月に1回以上車を運転する18~59歳の男女に対し、「全国カーライフ実態調査」をインターネットで実施し、1,000人の有効回答を得た。その中で、ADASの安全支援機能についての搭載率についても質問している。

結果、安全支援機能についての搭載率は以下のようになった。

  • 車線逸脱防止支援システム(車両のふらつきや車線からのはみだしをお知らせする機能):40.4%
  • 自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ):35.0%
  • 定速走行・車間距離制御装置/ACC(アダプティブクルーズコントロール):28.2%
  • 死角検知機能(自車の斜め後方など、死角に車がいたらお知らせする機能):21.2%

なおドライブレコーダーの搭載率は52.5%で、2013年の調査開始後初めて半数を超えたという。

(中略)

安全運転支援機能について、現在は付けていないが今後付けたいと思う各機能の割合は、「車線逸脱防止支援システム」は35.7%、「自動ブレーキ」が47.0%、「定速走行・車間距離制御装置/ACC」が41.8%、「死角検知機能」が54.5%だった。

自動ブレーキ、搭載率は「3人に1人以上」に 普及進むADAS

 

近年の交通事故での相談は、体感としてもかなり減ってきています。

また、保険会社とのやり取りでも、「ドライブレコーダーの映像によると」という会話が増えてきています。

これは、事故の被害者が減っていること・被害者にとって必要な記録が残るようになったのだと感じています。

 

ゴールデンウイーク中は、外出される方も多いかと思います。

日頃から運転されない方の運転も多くなるため、例年はも交通事故件数が増える期間です。

安全運転で、無事に過ごしましょう。

事故にあわないのが一番ですよね。

では、また来週。